感じたことを周りの人たちに話し、一人でも多くの人がその思いを共有できるような発信源になる 吉田佑子【参加者の声】

yoshida

小泉自然楽校のボランティアを通して、たくさんのことを学び、また東日本大震災の爪跡を肌で感じることができました。
一日目は小泉津波記憶石にいき、そこでは小泉地区の津波が起きた場所が見渡すことができました。どの当たりまで津波がきて、どの高さまであったのかということを市会議員の方がお話して下さいました。津波がきた場所には建物がなにもなく、津波がくる前は、田んぼや畑があったのかなと思いましたが、家などがもっとあったと言うのを聞いて驚きました。津波が家や山、松原を奪い去ってしまい、跡形もないくらいの威力であったことを痛感しました。夜ご飯は宮崎県の子どもたちとBBQをするため、その準備をしました。野菜を切ったり、イカやエビ、ホタテの下ごしらえをしたり、子どもたちとお話しながらすることができました。 水は自分たちで汲みにいき、もちろんお湯も出ません。今まで蛇口をひねれば、水が出ていましたが、それは当たり前ではないということを感じました。震災が起きたとき、水道はもちろんガスや電気も使えなくなったと聞き、被災者の方々はもっと大変な思いをされていたんだと分かりました。 お風呂は加納さんのお宅へ借りにいきました。暖かく迎えて下さり、震災が起きたときの話を伺うことができました。加納さんのお宅に行き、感じたことは近所付き合いがとても盛んであるということです。こういった震災があったときには、助け合い、思いやりが大切だと思います。小泉地区の人たちの絆を感じることができ、人の優しさを感じることができました。
二日目はモーランドへ行き、宮崎県の子どもたちと宮城県の子どもたちの交流の仲介をしました。最初はお互い緊張しているように見えましたが、だんだん打ち解け、話している姿を見ることができ嬉しかったです。 また、一緒にカーローリングや、おにごっこなどをして体を動かしながらコミュニケーションをとることができました。宮崎県の学生ボランティアの方たちとも交流することができ、とても楽しい時間となりました。 夜は、ドームハウスに泊まる予定でしたが明日の気温がとても低いということで佐藤さんのご好意により、ご自宅へ宿泊させて頂きました。本当に本吉町の方は優しい人ばかりで、「またこっちにきたときは泊まりにおいで」「寒くないか?」という声をかけていただき、心までもが暖まりました。 三日目は、仮設住宅を見にいき、小学校や中学校の校庭が埋め尽くされていました。のびのびと子どもたちが校庭で遊ぶことができない現状を知り、宮崎県の子どもたちも驚いていました。この震災を風化させないためにも、次世代に伝えていくということが大切であることを学びました。
この三日間で印象に残ったことは、自然楽校のリーダーである阿部さんが話してくださった「わたしたちに夢や希望などがあるように、亡くなった2万人の方も同じように夢や希望があった」という言葉です。 今、わたしにできることは、この震災で亡くなった方の命を無駄にはしないように、またこのボランティアを通して感じたことを周りの人たちに話し、一人でも多くの人がその思いを共有できるような発信源になることだと思います。
貴重な経験をさせていただき、暖かく迎えていただいてありがとうございました。

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